こんにちは!エンジニアの君島です。
Bugbustの上位入賞者特典としてラスベガスで開催されるre:Invent 2021に現地参加してきました。
ちょうど行く1か月前にパスポートも期限が切れてしまい、全て用意しないといけなかったので、この機会に書いておきます。
よくある日本からのツアー参加ではなく、またコロナ禍最中の参加だったため、通常の海外出入国とは異なることも多くありました。
今後の参加者の参考になれば幸いです。ただし、2021年12月現在の情報であることと、外部リンクの情報は更新されることがありますので、ご了承ください。
目次
準備しておくこと
パスポート(旅券)
取得方法はコチラ。手書きの申請書を取得しなくても、Webから入力と出力できるようになっていました。その他必要書類を揃えて窓口に持っていきます。
2021年現在はコロナ禍の影響で申請者が少なく、申請から入手まで1週間かかりませんでしたが、十分に余裕をもって申請した方がいいでしょう。
パスポート(旅券)のコピー
紛失などの対策のために写真部分をコピーして持っておくようにしましょう。
ESTA
re:Inventは1週間ほどのイベントですので、ビザではなくESTAの申請になります。申請方法はコチラ。
旅券番号の入力も必要なので、パスポートを取得してから行いましょう。
申請後「【渡航認証情報】ESTAでの米国渡航が許可されました」というタイトルのメールが届けば、OKです。
航空券
航空券を予約して購入しましょう。
ホテル予約
宿泊するホテルを探して予約しましょう。ホテルのデポジットを事前に支払う場合もあります。
re:Inventへの参加申し込み
オンライン参加は無料ですが、現地参加は有料になります。写真などのプロフィール情報を入力しておくとRegistrationがスムーズでした。
また、開催前にセッションの参加申し込みをしておきましょう。開催期間中では多くのセッションは満員で予約不可になっていました。
Mealもセッションの中にあり、予約できなかったので食事抜きかと思いましたが、参加証を持っていれば食べることができました。
ワクチン接種証明書
2021年11月から2回のワクチン接種完了が米国入国の条件となっていたため、ワクチン接種証明書が必要でした。
注意点は、接種後に手渡されている接種済証とは別のものであるので、保管しているから大丈夫!とは思わないことです。未取得の場合は、新たに申請してください。
取得方法はコチラ。現在は電子版もありますが、当時は書面発行しかありませんでした。行政によって異なると思いますが、1週間程度かかる場合がありました。
渡航72時間前のPCR検査結果
こちらも出国の条件となっていました。注意点は渡航の72時間以内の検査結果ということです。
当日発行できる場合もありますが、検査機関によって異なるので注意してください。
帰国時の渡航72時間前のPCR検査の予約
なお、日本への帰国時にも同様に必要になりますので、現地の検査機関での検査予約をしておきましょう。
こちらも検査機関によりますが、朝検査、その日の夜から翌日にかけて結果がメールで送付されました。
検査の際に、電子データでなく書面で持っていた方がいいとアドバイスされましたが、フライトの都合で検査機関で書面を受け取る時間がなく、自分で電子データを印刷する必要がありました。
今回の場合は、宿泊していたホテル、The Venetian Resortのコンシェルジュに頼んで印刷してもらいました。非常に親切に対応してくれました。
クレジットカード
米国は現金よりカード支払いの文化なので、暗証番号の分かるクレジットカードを持っていきましょう。
VisaやMaster、American Expressのカードを複数枚持っていきました。宿泊したホテルではJCBが使えないようでした。
暗証番号を必要としないこともありましたが、ホテルのチェックインでは暗証番号の入力を求められました。
現金
通常はチップを支払うくらいしか使わないと思いますが、$1紙幣を多めに持っておきましょう。
カジノを利用する場合も現金が必要になります。
帰国時の空港から帰宅手段
当時は、空港から自宅まで公共交通機関を使用せずに帰宅することとなっていました。
公共の電車やタクシーやバスは利用できず、自家用車、レンタカー、ハイヤーの準備をしておく必要がありました。
今回は、検疫で時間がかかることを考慮して、到着から3時間後のハイヤー予約をしました。
以降は準備した方がいいものとなります。必須ではありません。
認定資格情報の認証
AWS資格を持っていた場合、認定者用のラウンジの利用や専用のSWAGをもらうことができるため、行っておくことをお勧めします。
開催直前に送られてきたメールの中に、資格とアカウントの紐づけを行うリンクが送られていました。
そのリンクをクリックして、re:Inventの参加申し込みしたメールアドレス、認定試験のCandidate ID、認定試験で申し込みしたメールアドレスを入力すればOKです。
プリペイドSIMとモバイル端末
海外で使用できるSIMとモバイル端末を用意しましょう。古い端末ですとSIM解除できない場合もありますので、要確認が必要です。
ただ、re:Invent会場やホテルではWi-fiが飛んでるので必ずしも必要ないかもしれません。会場のWi-fi情報はサイネージ等に記載されていました。
市街へ観光に行くことを考える場合には、あると便利だと思います。
Uber
モバイル端末を持っていくならUberも入れておきましょう。番号認証が必要となっているので、日本で済ませておきましょう。
トラムという無料の地下鉄が走っていますが、交通の便が必ずしも良くない場所もあります。
例えば、空港からホテルまで、ホテルから検査機関まで等の移動手段として重宝しました。
AWS Events
こちらのアプリをいれておくと、セッションのスケジュール、地図などの情報が確認できます。
初参加で会場の細かい場所が全くわからなかったため、こちらの地図が非常に役立ちました。
服装
日本とあまり気温が変わらないようでしたが、日本の方が寒いように感じました。特に晴れている日中は暑いくらいで上着は要りませんでした。
シャツや靴下はEXPOでもらえたので、着替えは多く持ってこなくても良いかもしれません。
まとめ
ラスベガスで開催されたre:Invent 2021に現地参加するために準備したことをまとめました。
ちょうどオミクロン株の出現で、渡航してからも情報やルールが変わることがありましたが、
最新の正確な情報は外務省や米国大使館から発信されるので、都度都度確認しておきましょう。
- CLIでAmazon S3にあるファイル内の文字列検索をしてみる - 2024-02-01
- 不完全なマルチパートアップロードをCLIで確認してS3の無駄コストを無くそう - 2024-01-29
- AlmaLinux9.3にPHP8.3を入れてLaravel9から10にバージョンアップする - 2024-01-12
- AWS CloudShellの表現力を確認してみよう - 2024-01-01
- AWSのアーキテクチャーを学べるAWS Card Clash攻略Wiki - 2023-12-26