目次
概要
前回Rakuten Rapid APIでAPIを実行してみました。
今回はAPIプロバイダーとしてAPIの登録をしてみました。
APIを登録してみる
APIを追加してみよう
Rakuten RapidAPIからAPIの追加を選択します。
結果こうなります。
この時点でAPIを追加するにはどうしたらよいですか?
と問い合わせしようと思いましたが、一からドキュメントを見てみます。
正しくはどこから登録する?
Rakuten Rapid APIの公式ドキュメント(Rapid APIの和訳)にも書いてありますが、APIの登録はMashape Marketplace(裏で動いているのはKong社開発のKongというAPI Gateway)で行います。Rakuten Rapid APIのアカウント登録が済んでいれば、Mashape Marketplaceのユーザ登録が済んでいたはず。
改めてAPIを作って登録してみた
事前準備
- 公開できるAPIがあること
今回はAWSのLamda, API Gatewayで構成されるAPIを用意してみました。
- Rakuten RapidAPIにユーザ登録していること
Mashape Marketplaceにログイン
以下のURLからログインします。ダッシュボードからAPIを追加してみましょう。
エンドポイントの追加
エンドポイントURLなど必要箇所を入力すれば追加は完了です。すぐにAPIのテスト実行も可能で、パラメータの指定もできます。
各種設定
General
APIの名前やタグを設定できます。
Network
KongにAPIを利用することで、ユーザとAPIプラットフォームとの間にKongのAPI Gatewayが挟まります。
ユーザから見えるホストがXXXXX.mashape.comとなり、XXXXXがカスタマイズ可能です。裏でAWSで動いているとは分からなくなります。
Transformations
APIkeyをKongから指定できます。今回作ったAPIはAWSで指定していたので、割愛します。
Pricingの設定
APIプロバイダとして、利用してもえればインセンティブが入ります。利用回数に応じた利用料設定が可能です。
その他注意点
rapidAPIがアクセスしてくるIP一覧は以下の通りです。FWの指定などあれば開けておきましょう。
https://docs.rapidapi.com/docs/firewall-ip-security
まとめ
Rakuten Rapid APIでAPIの公開と販売もできます。とは言え、登録するのはKongというAPI Gateway。
また、Rapid APIもKongもAPIの実行環境を用意しているわけではありません。実行時の負荷は自分達で考慮しなければなりません。
とは言え、KongはAWSをはじめとしたクラウドプラットフォームとも親和性が高い作りになっている印象を受けました。
登録したAPIはRakuten RapidAPIからも同様に実行できました。
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