概要
Rakuten RapidAPIというAPIのマーケットプレイスが公開されました。
開発者の視点で公開されているAPIを探して単純にテスト実行するところまでをしてみました。APIを利用して実際に開発するところはドキュメントに書いてあるのでそちらも参照してください。
Rakuten Rapid APIとは
抱えていた課題
楽天、「RapidAPI」を提供する米国R Software社と独占的戦略パートナー契約を締結というニュースリリースがあり、今後APIマーケット事業が活発になるかと思われます。
どのようなマーケットか、APIプロバイダとしてAPIを提供することでインセンティブをもらうか、あるいは開発者として公開されているAPIを利用するか、いずれにしてもどのようなものかをまずは理解する必要があると感じていました。
APIを使ってみた
APIを探してみよう
Rakuten RapidAPIから公開されているAPIを検索します。Rakuten RapidAPIにログインした後、カテゴリから、あるいはフリーワードで検索することができます。NASAのAPIを見てみます。
APIを使ってみよう
NASAのAPIを選択しました。選択するとAPIの一覧、Q&A、APIの仕様をまとめたドキュメントが表示されます。APIを使用するには機能タブ、あるいは実際に使用したいAPIを選択します。
画面中心のエリアで、パラメータの入力とAPIの実行をコントロールできます。
APIをテスト実行すると画面右側に結果のレスポンスが出力されます。同じエリアに開発した場合のサンプルコードも表示されます。言語も複数できるのと、サンプルコードをコピーすれば実際の開発用コードに適用できます。
まとめ
Rakuten Rapid APIで公開されているAPIをブラウザ上で思った以上に簡単にテストすることができます。0から開発しなくても、既に利用可能なAPIがあればそれを利用することで開発スピードが加速できそうです。
とは言え、ドキュメントにAPI自体の説明やパラメータの説明を正しく記載しないと、利用したいAPIとして発見されにくいとも言えます。自分でAPIを公開する際には、既に公開されているAPIを参考にドキュメントを整えないといけないことがわかりました。
次回はAPIを提供する側の視点で記事を書いてみます。
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