こんにちは、内です。
今日は、株式会社ギークフィードという名前が決まるまでの経緯についてお話します。
ギークフィードは2011年5月17日に設立しました。
国際電気通信連合(ITU)が世界情報社会・電気通信の日と定めた5月17日にちなんでおり、
またギークフィードが得意としている開発の一つである、Asteriskユーザー会発足日も
2007年の5月17日であります。
社名のギークフィードは、ギークという単語とフィードという単語の組み合わせで、
ギーク(卓越したIT技術)をフィード(情報供給)する会社という意味や、
ギーク(コンピュータおたく)をフィード(養う、食わせる)という意味を込めて設立しました。
過去のevernoteメモを漁っていたら、当時考えていたギークフィードという社名以外の候補を発見したので、
公開します。
目次
名前をつける際に気をつけていたこと
他社となるべくかぶらない
創業時にはほぼ無名、無実績なので、大手、中堅と名前がかぶると、
霞んでしまうと思い、かぶらないかを気をつけました。
特に、
・googleで検索して検索件数がたくさん出てこないか。
・IT業界の社名や商品で同名商標が登録されていないか。
という点は最低限調べました。
ちなみに、東洋経済さんの2016年記事によると日本に多い社名トップ5は
1位アシスト・・・1051社
2位ライズ・・・965社
3位アドバンス・・・899社
4位サンライズ・・・846社
5位トラスト・・・790社
ということです。
略しやすい名前かどうか
長い名前にして、略しにくいと、名前を呼ぶ度に時間のロスが発生してコスパが悪いなと考えました。
ホームページの会社概要にもそういった意味で、創業当初からあえて
「愛称:ギークさん」というニックネームを自己主張してます。
おかげさまで、身近なお客さんからはギークさんと呼ばれることが定着しました。
名前のシードとして漠然と自分の大事にするビジネスの考えを連想する単語を羅列する
当時、重要だなと思っていたキーワードを羅列して、そこからインスピレーションを得ようという
試みを行ってみてました。結果、以下のキーワードを考えていたようです。根拠は忘れてしまいました。
Balance
Strategy
Marketing
Communication
speed
imitation
please
delight
entertain
filter
innovation
support
tact
社名候補
今思い起こすと、上記が役にたったように思えない名前を考えていました。
これらから、どれがいい感じかを身近な先輩社長等に聞き回ったところ、全部センスないね、ふざけてる?
というような意見を頂戴し、却下にしました。
それぞれ当時頂いた意見や由来がメモしてありました。
・株式会社ヘルプミー
→顧客が困っているから仕事を依頼したいのに、自分が困ってますなんて会社に絶対発注したくないよね。
・株式会社ミキマ
・株式会社ミニマ
→訴えられる。
・株式会社アザス
→ありがとうございます。を早口で言った結果。
・株式会社えすかー
→良いですか?の砕けた感じ。
・株式会社どすか
→どうですか?の砕けた感じ。
・株式会社スパン
→謎。
・株式会社スマソ
→当時スマートフォンとソーシャルが流行の兆しだったので
smart&socialを略して。
・株式会社タシカニ
→確実に仕事をこなすって意図だったがセンスない。
結果、全てボロクソなフィードバックを頂き、ギークフィードという名前が降りてきました。
今ではギークフィードという名前に落ち着いて良かったと思ってます。
余談ですが、社名をアイウエオ順で掲載されることがあるから、先頭にくるア行が目立つから
良いという考えもあるようです。
ITにおけるグローバル巨大企業であるamazonやappleなどa行ですね。
googleが2015年にalphabetという持ち株会社を設立してるのも、abc順でいうと
amazonやappleより先を行くという意味が込められている?とかないとか。
ちなみにalphabetのURLは
https://abc.xyz/
で、ありとあらゆる事業を手がけるという意味だとか。
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