こんにちは。GFで事務作業全般を担当しているじむいんです。
経理のお仕事を始めて、2年ほど経ちました。
そのなかで、簿記3級合格に向けて勉強し始めたけれど、仕訳をしていて、
「なんで現金は資産なの?」とか「なんで減ると貸方にくるの?」と疑問に思ったことがありました。
私も!という方はいらっしゃいませんか?
上記のような方は、今回ご紹介する方法を試してみてください。
きっと理由がわかるようになりますよ。悩める方のご参考になれば幸いです。
超わかりやすい!とても参考になったもの
私がおすすめするのはこちらの動画です!
ATSUさんがYouTubeで配信されている、「30分で簿記・会計が絶対分かる動画[もと簿記嫌いが語る]」という解説動画です。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=pyDVxwymhP0
簿記の目的からB/SとP/L、仕訳の仕方まで30分で説明してくれます。
30分って長いと感じますが、聞いているとあっという間ですよ。
こちらの動画では、まずは問題を解く前にB/Sの図をイメージしましょうと説明されています。これがとても参考になったので、考え方を以下にまとめていこうと思います。
B/SとP/Lを図としてイメージできるようになる
よくある図を用意しました。
まず、B/SとP/Lのざっくりとした説明から。
B/Sとは、Balance Sheetという意味で、会社の財政状況がわかる、左右の項目が均衡(バランス)しているシートのことです。
P/Lとは、Profit and Loss statementという意味で、会社の利益と損失を表したシートのことです。
なので、B/Sのように左右がバランスしません。
この「B/Sの左右がバランス」ってなんだろーと思っていたのですが、これを丁寧に説明してくれるのってなかなかありません。実はここが大切でした。
B/Sの左右がバランスってなんだろーを考える
それぞれの項目の意味は、こんな感じでざっくりとらえます。
負債・・・返済義務のあるもの
資本・・・純資産とも言われるように、返済義務のない会社の純粋なお金。資産を使って資本を増やすと思うとわかりやすいかも
具体例で考えてみましょう。
(例題)A株式会社は銀行から1000円お金を借りた。
まず、借入することでお金が増えたので、会社の所有する資産が1000円増えます。
また、借りたお金なので返す義務のあるお金です。負債も1000円増えます。
B/Sの図に当てはめてみるとこんなイメージです。
左右が同じ金額で釣り合っています。バランスしています!これです。
資産が増えたなら、あとは右側の資本が増えるか、負債が増えるか、もしくは、資産が減るかのどれかが起きるのだなと考えると、スムーズです。
仕訳してみる
じゃあこの問題を仕訳してください!と言われたら、「えっ・・」となりますが、
実はこのまま、借方と貸方に記入すると正解です。
勘定科目は変える必要がありますが、借方と貸方のどちらに書くかはこの図の位置のままなんです。
借方)現金1000円 貸方)借入金1000円
なので、実際に問題を解くときも、この最終的にバランスすることをイメージすると楽です。
勘定科目については、問題文に「上記の勘定科目を使いなさい」と指定があった中から選ぶだけなので、それっぽいものを選ぶと結構正解します(笑)
もちろん、きちんと覚えた方がいいですし、問題を解くうちによく出てくるものは自然と覚えていきます。
どうでしょう?簡単に思えませんか?では、もう1問考えてみましょう。
(例題)A株式会社はPCをBコーポレーションから500円で現金購入した。
A株式会社の先程出てきたB/Sをイメージします。これでした。
まず現金を払ったので、資産が減少します。
こんなイメージです。
次にPCを手に入れたので、どこかが増えるはずです。
PCは返済義務のない会社の純粋なお金でしょうか?PCは会社の所有する財産、将来お金を生むものということで資産です。
今度は資産の部分をにょきっと増やします。
資産の現金500円が減って、代わりに資産のPC500円が増えました。
結果、B/Sはきちんと左右がバランスしました。
ではこれを仕訳してみましょう。
どちらも借方じゃないか?!となりますが、
資産でも負債でも何かが増えたらその増えたところと同じ位置に書く。減ったら、反対側に書く。メモに書いちゃいましょう。
借方)PC500円 貸方)現金500円
(※勘定科目は適宜変える必要があります)
まとめ
こちらの考え方をすると、問題がすっと解けるようになりました。
ここから、先ほど仕入れたPCを売る作業が出てきますが、それはまた機会があれば書こうと思います。売るということは収益が発生しそうです。P/Lの出番でしょうか!
ただ「貸借対照表」、「損益計算書」は大事だとだけ言われてもしっくりこないですが、仕組みがわかると納得です。
上記の動画で仕組みを理解して、あとは過去問を1、2回解く!
簿記初心者の方でとにかく短期間で合格したい方におすすめの勉強法だと思います。
もっと知りたい~!という方は先程ご紹介した動画を見てみてくださいね~。
ちなみにですが、ATSUさんはアメリカで税理士をされている方だそうなので、英語の勉強もできちゃいます。一石二鳥!
それでは、またいつか~
■参考になったもの
ATSUさん
「30分で簿記・会計が絶対分かる動画[もと簿記嫌いが語る]」
URL:https://www.youtube.com/watch?v=pyDVxwymhP0
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