こんにちは!エンジニアの君島です。
このたびAWS認定 セキュリティ – 専門知識に合格しましたので、有効だった勉強方法と、試験を受けた感想についてまとめてみます。
目次
AWS 認定 セキュリティ – 専門知識について
試験についての詳細はコチラ。
勉強方法
方針
まず、先人達から勉強方法を学び、それに倣うことにしました。
また、上記リンク先にも試験の準備がまとまっています。
受験までに全てを実施する時間はとれなかったので、取捨選択をしました。
以下を上から順に実施して、2回以上繰り返すということを行いました。
試験ガイド
まず、コチラは必ず参照しましょう。
設問の形式、出題分野とその比率、出題範囲内外のAWSサービスなど試験内容に関する情報が記載されています。
こちらの具体的な勉強方法は、出題範囲のAWSサービスのそれぞれがどのようなものであるか、何ができるかを簡潔にまとめて、暗記することです。
補足ですが、試験の全65問のうち15問はスコアに影響しない採点対象外のものだそうです。これらは今後採点対象になるかもしれないテスト的な問題のようです。
受験していてどれが対象外か分からなかったですが、新しいサービスや機能が含まれていた設問はそうだったのかもしれません。
サンプル問題
コチラに10問のサンプル問題があります。
回答と解説も載っていますので、全問正解して理由まで明確に答えられるようになることを目標にしましょう。
実際の試験はコチラのパワーアップ版でした。類似問題もあり、非常に重要なツールであることは間違いないです。
公式練習問題集
ご存知の方も多いと思いますが、過去にあった有償の模擬試験がなくなり、無料で利用できるようになりました。
先述の試験詳細のページにリンクがありますので、そちらから登録、ログインすればいつでも無料で学習できます。
全20問、選択肢ごとの解説もあるという、上記のサンプル問題のパワーアップ版です。
個人的に一番学習時間を充てたのはコチラのツールでした。不正解の選択肢もなぜ不正解なのかの理由まで答えられることが目標です。
ここでは、実際にAWSコンソール上で設定をしたりと手を動かすことを心掛けました。
AWS サービス別資料
コチラはAWS Black Belt Online Seminarの資料です。
これらは出題範囲のAWSサービスの中でも、あまり触れたことがない、あるいはIAM、KMS、Organizationsといったセキュリティで肝となるようなサービスの学習に役立ちました。
動画もあるので、コンソール上での設定や表示がどのようなものか把握しやすくなります。
上記の練習問題を解いて、知識の不足があると感じたサービスをピックアップしてより深く学習することが目標です。
書籍
出版されていたものを1冊購入して利用しました。
こちらは一通りの出題範囲のサービスをコンパクトに復習するのに役立ちました。
試験そのものというよりは、幅広く基礎的な知識をつける、あるいは知らなかった用語や機能が載っていた場合は、都度調べるという補助ツールとして使うのが良いと思いました。
受験しての感想
単純にサービスを知っていれば回答できるようなものもありましたが、出題数は少なかったです。多くは、まるで実際にありそうなケースを想定した状況下で、自分がセキュリティエンジニアであったときにどうトラブルシュートするのか、どのようにリソースや権限をコントールするのかというものでした。ひとつひとつが良問だと感じました。
そこまでできていませんでしたが、上記のサンプルや練習問題の類似や応用の事例を想定した場合の解決方法まで調べて学んでおくとより良かったでしょう。たまたま、実務で経験したのと同様の条件の出題の場合には自信をもって回答できましたので、改めて手を動かした経験の重要さを実感しました。
また、あまり実務で触る機会の少なかったサービスを重点的に学習していたのですが、たまたま出題されなかったという幸運もありました。ただ、勉強したことは今後の参考にしたいです。
まとめ
AWS 認定 セキュリティ – 専門知識を取得したので、有効だった勉強方法と受験しての感想をまとめました。
- CLIでAmazon S3にあるファイル内の文字列検索をしてみる - 2024-02-01
- 不完全なマルチパートアップロードをCLIで確認してS3の無駄コストを無くそう - 2024-01-29
- AlmaLinux9.3にPHP8.3を入れてLaravel9から10にバージョンアップする - 2024-01-12
- AWS CloudShellの表現力を確認してみよう - 2024-01-01
- AWSのアーキテクチャーを学べるAWS Card Clash攻略Wiki - 2023-12-26