目次
はじめに
こんにちは。エンジニアの岩間です。
2023 Japan AWS Jr. Championsアドベントカレンダー13日目の記事です。
2023 Japan AWS Jr. Championsアドベントカレンダーはこちら
今回は技術的な内容ではなく、AWS Jr.Championsに選出されてから約8ヶ月経過したので、
これまでの活動内容やJr.Championsになってからの活動と、変化したことを共有させていただければと思います!
AWS Jr.Championsとは?
AWS Jr. Championsとは社会人歴3年目までで、積極的なAWS活動実績があることをAWS Japanから評価された、AWSパートナー企業に所属する個人を表彰する今年から始まった日本限定プログラムです。
=今年のAWS Jr. Championsは第一期ということになります。
AWS Ambassadors と AWS Top Engineers との位置づけについては以下の通りです。(AWS公式サイトより引用)
AWS Jr. Champions は、若手エンジニアに特化したプログラムです。「AWS Ambassadors」と「AWS Top Engineers」と異なり、経験や案件実績ではなく、AWS エンジニアとしてのポテンシャルを重視します。他プログラムとは別軸の独立した基準となります。
今年の4月20日に幕張メッセで行われたAWS Summit Tokyoでは、82名がAWS Jr. Championsとして表彰されました。
弊社からは私とエサル(システム開発部所属)の2名が選出されました。写真はその時の様子です。
2023年度選考の条件にについて知りたい方はこちら、
私がAWS Jr.Championsを目指したきっかけについて知りたい方は、よかったらこちらの記事をご覧ください。
活動内容
ここから本題です。
まずはAWS Jr. Championsの活動内容についてです。
Meetup
MeetupはAWS Jr. Champions限定のコミュニィで、オンラインもしくはオフラインで月に1回開催されています。
内容はLT、特別セミナー、WorkShop…などなど多岐にわたるプログラムでアウトプットとインプットの場となっています。
先日のMeetupではDeepRacerの大会、Jr.Champioins Cupが開催され、Jr. Champions同士で熱いレースが繰り広げられました。
皆さんとっても速かった…!
7月には、AWS Jr.Championsのリードをしてくださっている高橋さん(Yukkiさん)によるスペシャルプレゼンセミナーがありました。
Jr.Championsになってから、人前にでてお話する機会が増え、「ちゃんと伝わっているだろうか、話せているだろうか…」と悩んでいたタイミングのセミナーだったこともあり、特に強く印象に残っています。
実際セミナーに参加させていただいて、アンチパターンを踏んでしまっていたな…と気付きと反省の連続でした、、、!
そして、ポイントとなることもたくさん学びました。
セミナー受講後は、「どう話すか」→「どう伝えるか」というように意識が変わり、自分のプレゼンを録画して後で聞き直して(辛いですが)次に活かす、というサイクルができました。
業務の中で、言葉で説明するのが難しい概念だったり仕組みがあります。それをいかにわかりやすく伝えるかは非常に大事なスキルだと思います。
説明したりプレゼンすることに関してまだまだ改善点だらけの私ですが、悩んだときはセミナーで学んだことを思い出しています。
一生モノのセミナーに参加させていただけたことは、大変貴重な経験となりました!
ブログ・社外での勉強会/LT活動等
Meetup以外の活動として、ブログ、SNSでの発信活動、イベント登壇を積極的にされている方が非常に多いと思います。
特に最近は、JAWS-UGコミュニティでLTしたよ!というお話をMeetupや懇親会の場で耳にすることが多く、その影響を受けて実は私も昨日行われたJAWS-UG 初心者支部で初LT登壇してきたばかりです。
社内(内部向け)の活動としては、AWS関連のコミュニティの立ち上げや、資格サポート活動をされている方が多い印象です。
ちなみに私とエサルでも来月、社内でJr.Championsに関しての勉強会を開催予定です!
ほかにも
その他の活動としては、Jr.Championsメンバー内の声掛けでスタートした
- 月に1回の勉強会(Top Engineersの皆さんが参加してくださる会もありました)
- 今回のアドベントカレンダー
など様々な企画があり、日々刺激を受けております。
素敵な企画をしてくださったJr.Championsメンバーには本当に感謝です。
AWS Jr.Championsになってから変化したこと
4月にAWS Jr. Championsになってから約8ヶ月経過した今、変化したことと振り返りを共有させていただきます。
アウトプットをしたい!と自然に思えるようになった
これは私の中で一番の変化だと思います。
Jr. Championsになる以前も、社内LTをしたりブログを書くなどしてアウトプットをしていましたが、社外に向けての積極的なアウトプットができていたか?といわれると正直そうではありませんでした。
しかし、Jr. Championsに選ばれてからは、アウトプットに対して感じていた敷居がなくなり、むしろ、「アウトプットにはいいことしかないから、しないともったいない!」と思うようになりました。
そう思うに至った背景には、コミュニティの皆様による素晴らしいLTやブログのインプットがありました。
アウトプットとインプットは一見正反対にも思えますが、個人的には密接に結びついています。
LTで普段業務で触らないAWSサービスの話をきけたり、触ったことのあるサービスでも「そんな活用方法があったか!」と気づきがあったり…。インプットをしているうちに「もっとAWSについて知りたい」「○○について試したい!」とどんどんアイデアが浮かんできて、得た知識をアウトプットしたいという自然な欲求が生まれました。
自分と同世代で同業他社のエンジニアのLTを聞いたり、質問したりすることは大変刺激になりますし、そんな機会はなかなかないと思います。
LTやブログを通じたアウトプットは、自身が気づかなかった疑問点に気づくだけでなく、理解を一層深めることができるので、活動を通して得たこの気持ちをこれからも忘れずにいきたいと思います。
自分を客観視できるようになった
社内→社外という広い世界にでることで、自分でも気が付かなかった一面に気がつけたり、普段自分がやっている業務の立ち位置を全体で俯瞰してみれるようになったり等、自分を客観的にみれる機会が増えました。
外部の視点を持つことで、新たなアイディアや解決策が見つかることもありますし、自分のスキルや知識の強み・弱みをより明確に理解でできるようになりました。
10月に行われたMeetup(Ambassadors Networking)で、「そと(社外)のモノサシをもつ」ことが大事だと仰っていたAWS Ambassadorsの方がいらっしゃたのですが、まさにその通りだと思いました。
素敵なネットワークが増えた
Meetupなどを通じて、Jr.Champions同士が交流できるのはもちろんのこと(先日LasVegasで行われたre:inventでは、Jr.Champions night(Jr.Champions が現地で集まるイベント)があったそうです!)、Top Engineersの方が参観してくださる勉強会に参加する機会や、Ambassadorsの皆さんのLTを生で聞ける機会など、普段なかなか接することのできない方々とのつながりを築くことができます。
AWS関連のイベントに参加したときには、「Jr.Championsだよね?」と声をかけてもらえることが増えて、とても嬉しい気持ちになります。
Jr. Championsになったからこそ出会えた方々とのつながりを、これからも大事にしていきたいです。
さいごに
以上、AWS Jr.Championsになってから約8ヶ月経過時点での、活動振り返りでした。
AWS Jr.Championsは本当に素晴らしいプログラムです。
興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!※最初の「えいやっ!」が大事だと個人的には思います。
Jr.Championsとしての活動期間は早いもので残すところ約4ヶ月となりました。
選出されたことがゴールだと思わず、そこから何をするのか、どう成長していくかが大事だというAmbassadorsの方のお言葉を胸に刻んで、残りの期間も精一杯頑張っていきたいと思います。
最後に、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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