こんにちは!エンジニアの君島です。
このたびAWS 認定 ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(SAP)を獲得しましたので、有効だった勉強方法の道筋と、試験を受けた感想についてまとめてみます。
※試験の出題内容に関わることや、とにかく合格すればよいというような勉強方法は記載していません。
目次
- 1 筆者について
- 2 AWS 認定 ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルについて
- 3 勉強方法
- 3.1 方針
- 3.2 試験ガイド
- 3.2.0.1 アナリティクス:
- 3.2.0.2 AWS の請求情報とコスト管理:
- 3.2.0.3 アプリケーション統合:
- 3.2.0.4 ビジネスアプリケーション:
- 3.2.0.5 ブロックチェーン:
- 3.2.0.6 コンピューティング:
- 3.2.0.7 コンテナ:
- 3.2.0.8 データベース:
- 3.2.0.9 デベロッパーツール:
- 3.2.0.10 エンドユーザーコンピューティング:
- 3.2.0.11 フロントエンドのウェブとモバイル:
- 3.2.0.12 機械学習:
- 3.2.0.13 マネジメントとガバナンス:
- 3.2.0.14 メディアサービス:
- 3.2.0.15 移行と転送:
- 3.2.0.16 ネットワークとコンテンツ配信:
- 3.2.0.17 セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス:
- 3.2.0.18 ストレージ:
- 3.3 サンプル問題と公式練習問題集等
- 4 受験しての感想
- 5 採用の告知
筆者について
前回アソシエイト認定取得の記事で記載しましたので割愛します。
また、2021年のギークブログ3位です。トロフィーをいただきました。画像貼っておきます。
次は専門知識を網羅していこうかと思っていましたが、IPPEIさんからSAPの勉強を最初にした方が効率的だと言われ、急遽方針転換しました。
AWS 認定 ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルについて
詳細はコチラ。
この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要なスキルを持つ人材を特定して育成するのに役立ちます。AWS Certified Solutions Architect – Professional を取得すると、多様で複雑な要件のなかで AWS のアプリケーションを設計、デプロイ、評価する能力が認定されます。
勉強方法
方針
これまでを踏襲しようとしたところ、IPPEIさんのアドバイスを受け、これまでと方針を一部変更しました。
試験ガイド
とにかく試験範囲が広いです。ガイドの付録に対象のサービスの一覧がありますが、以下の通りです。
単純にサービスの名前と概要だけでなく、どういう時にどのような用途で使用するか、どんなサービスと組み合わせることが多いかを意識して答えられるようにしましょう。
これで十分だと思ったあなた、きっとまだ理解が足りません。次のステップに進みましょう。
アナリティクス:
- Amazon Athena
- Amazon Elasticsearch Service
- Amazon EMR
- AWS Glue
- Amazon Kinesis
- Amazon QuickSight
AWS の請求情報とコスト管理:
- AWS Budgets
- Cost Explorer
アプリケーション統合:
- Amazon MQ
- Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
- Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)
- AWS Step Functions
ビジネスアプリケーション:
- Amazon Alexa
- Amazon Alexa for Business
- Amazon Simple Email Service (Amazon SES)
ブロックチェーン:
- Amazon Managed Blockchain
コンピューティング:
- AWS Batch
- Amazon EC2
- AWS Elastic Beanstalk
- Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)
- Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)
- Elastic Load Balancing
- AWS Fargate
- AWS Lambda
- Amazon Lightsail
- AWS Outposts
コンテナ:
- Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR)
データベース:
- Amazon Aurora
- Amazon DynamoDB
- Amazon ElastiCache
- Amazon Neptune
- Amazon RDS
- Amazon Redshift
デベロッパーツール:
- AWS Cloud9
- AWS CodeBuild
- AWS CodeCommit
- AWS CodeDeploy
- AWS CodePipeline
エンドユーザーコンピューティング:
- Amazon AppStream 2.0
- Amazon WorkSpaces
フロントエンドのウェブとモバイル:
- AWS AppSync
機械学習:
- Amazon Comprehend
- Amazon Forecast
- Amazon Lex
- Amazon Rekognition
- Amazon SageMaker
- Amazon Transcribe
- Amazon Translate
マネジメントとガバナンス:
- AWS Auto Scaling
- AWS Backup
- AWS CloudFormation
- AWS CloudTrail
- Amazon CloudWatch
- AWS Compute Optimizer
- AWS Config
- AWS Control Tower
- Amazon EventBridge
- AWS License Manager
- AWS Organizations
- AWS Resource Access Manager
- AWS Service Catalog
- AWS Systems Manager
- AWS Trusted Advisor
- AWS Well-Architected Tool
メディアサービス:
- Amazon Elastic Transcoder
移行と転送:
- AWS Database Migration Service (AWS DMS)
- AWS DataSync
- AWS Migration Hub
- AWS Server Migration Service (AWS SMS)
- AWS Snowball
- AWS Transfer Family
ネットワークとコンテンツ配信:
- Amazon API Gateway
- Amazon CloudFront
- AWS Direct Connect
- AWS Global Accelerator
- Amazon Route 53
- AWS Transit Gateway
- Amazon VPC
セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス:
- AWS Artifact
- AWS Certificate Manager (ACM)
- Amazon Cognito
- AWS Directory Service
- Amazon GuardDuty
- AWS Identity and Access Management (IAM)
- Amazon Inspector
- AWS Key Management Service (AWS KMS)
- Amazon Macie
- AWS Resource Access Manager
- AWS Secrets Manager
- AWS Security Hub
- AWS Shield
- AWS Single Sign-On
- AWS WAF
ストレージ:
- Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)
- Amazon Elastic File System (Amazon EFS)
- Amazon FSx
- Amazon S3
- Amazon S3 Glacier
- AWS Storage Gateway
サンプル問題と公式練習問題集等
上記の通りサービス種別が非常に多く、これまでと違って想定するパターンが多すぎるので問題をたくさん解いた方が良いとIPPEIさんからアドバイスを受けました。
そこで、今回は問題をたくさん解いていくことにしました。
上記で頻出のサービスについては理解していたつもりになっていましたが、理解の深さが全く足りていないことに気づきました。
解説をよく読み込んだり、Black Belt資料を読んで理解を深めました。正解だけでなく、不正解の選択肢もなぜ不正解なのか理由を回答できるようになるくらいまで調べました。
受験しての感想
やはりAWS認定の中では最難関と言われるだけあって難しいと感じました。
上記の全サービスが出題されたとは言いませんが、多くの問題が出題されましたので、一つ一つのサービスがどのようなものか理解しておく必要があると感じました。
問題文や選択肢が非常に長く読むのに体力が必要となりますが、よく読んで上記の知識と照らし合わせることで消去法で回答できるものもありました。
また、アソシエイト試験と全く同じ問題というよりも、同一のサービスや構成を保ちつつ、出題の難易度が上がった問題が多かったです。
SAPはオンプレからの移行や既存のクラウドシステムのアーキテクチャをよりよくするような出題が目立ちました。これは試験ガイドの通りでした。
採用の告知
ギークフィードではハイレベルなクラウドエンジニアを随時募集しております。
AWS認定プロフェッショナルや専門知識の資格をお持ちの方は是非ご応募ください。
https://www.geekfeed.co.jp/recruitment
よりご気軽にご応募お待ちしております。
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