こんにちは!エンジニアの君島です。
このたびAWSアソシエイト3冠+CLFを獲得しましたので、有効だった勉強方法の道筋と、試験を受けた感想についてまとめてみます。
※試験の内容に関わることや、とにかく合格すればよいというような勉強方法は記載していません。
目次
筆者について
AWS歴は2017年頃から。AWS上での設計、構築、アプリケーション開発を行ってきました。
AWS認定は、AXS(AWS 認定 Alexaスキルビルダー – 専門知識)、SCS(AWS 認定 セキュリティ – 専門知識)を持っています。
直近でSCSのための勉強をしたのをきっかけに、取得していなかった資格にチャレンジしています。
AWS 認定 について
SAA(AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト)
詳細はコチラ。
この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要なスキルを持つ人材を特定して育成するのに役立ちます。AWS Certified Solutions Architect – Associate を取得すると、AWS 上で分散システムを設計、実装する能力が認定されます。
SOA(AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト)
詳細はコチラ。
この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要なスキルを持つ人材を
特定して育成するのに役立ちます。Earning AWS Certified SysOps Administrator – Associate の取得
AWS 上でのデプロイ、管理、オペレーションのワークロードの経験を証明します。
DVA(AWS 認定 デベロッパー – アソシエイト)
詳細はコチラ。
この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要なスキルを持つ人材を特定して育成するのに役立ちます。AWS Certified Developer – Associate を取得すると、クラウドベースのアプリケーションで書き込みおよびデプロイを行う能力を認定します。
CLF(AWS 認定クラウドプラクティショナー)
詳細はコチラ。
この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要な知識を持つ人材を特定して育成するのに役立ちます。AWS Certified Cloud Practitioner を取得することで、クラウドへの理解と基礎的な AWS の知識が認定されます。
勉強方法
方針
前回SCSを受験した際の勉強方法と大きくは変わりません。
とはいえ、専門知識に比べて多くのサービスについての知識を網羅する必要がありました。
AWSが公式に発表している資料をベースに勉強を行いました。
また、AWS以外で発表されている学習コンテンツは、不明点や詳しく学びたい場合に使用しました。
効率的でないかもしれませんが、私の場合は、認定試験ごとに別々に勉強を行いました。
受験スケジュール
これは各人の性格や学習の到達度にもよるかもしれません。
私の場合は、前回試験時に計画的に進めるよりも退路を断って追い込まれた方が勉強すると分かったので、先に試験日を決めることにしました。
CLF | 1/13 |
SOA | 1/17 |
SAA | 1/20 |
DVA | 1/26 |
試験ガイド
SCSの受験の際に、認定ごとに決められた役割としての立ち振る舞いを求められると感じました。
そのため、それぞれの役割を想定して、よく使うであろうサービスやユースケースを想定しました。
よく出るサービスについては想定しなくても、きちんとガイドに書いてありますので、よく読みましょう。
サンプル問題と公式練習問題集
試験ガイドを読んだら、何も準備せずに自分の中にある知識だけで問題に取り組んでみます。
ここで到達度までのギャップを把握します。私の場合は、CLF以外は合格点に達していませんでした。
知識量が少ないサービスを勉強する前に、これらの問題については解説がない設問についても自分で調べて正解、不正解を理由をもって回答できるようになるまで繰り返し学習をしました。
なお、本番でもこれらの類題も出題されていました。
AWS 公式ドキュメント
以下にリンクを貼っておきます。
練習問題で出題傾向や頻出のサービスが分かったところで、特に知識が足りないところについて重点的に学習するようにしました。
SCSでもそうでしたが、練習問題から類似のケースを想定すると良いと感じました。
また、サービスごとに特徴的な機能をピックアップしておいて、後述の勉強方法に活かすようにもしました。
builders.flash
AWS公式のWebマガジンです。
こちらの記事は、AWS Well-Architectedフレームワークについてわかりやすくまとまっていました。
特にSAAやCLFを受験する前に一通り読んでおくと、AWSの全体感を把握できると思います。
AWS コンソール上での操作
SOAでは通常の選択問題に加えて、ラボ試験があります。
全く触ったことがない人には厳しい試験だと思いますが、出題されるサービスをひと通り自分で設定できるようになると良いのではないでしょうか。
チュートリアルも用意されていますので、特定のサービスにフォーカスしてでも触っておくことをお勧めします。
Google検索に頼る
公式資料を読んでもよく理解できなかったり、結局まとめるとどういうことなんだ?という疑問が出ることがありました。
また、サービスごとの違いや使い分け、特徴的な機能がどのようなユースケースに適しているかということが分からないという悩みもありました。
その時はGoogle先生に頼りました。実は公式ドキュメントに記載があったというオチになったり、図式化されていてわかりやすい記事も有ったりしました。
受験しての感想
実務経験はあるので、アソシエイトは簡単だろうと思いましたが、なかなかそんなことはありませんでした。
使用頻度が低いサービスであったり、既知のサービスでも知らなかった機能に触れることができたのがいい経験です。
やはり想定される役割が異なるので、試験ごとに頻出のサービスは異なるものの、鉄板と言えるようなアーキテクチャやサービスは変わらないので、そこは外さないようにしましょう。
例えば、s3とCloudfront、LBとEC2/ECS、APIGatewayとLambdaなどの基本構成をもとに、さらにサービスを組み合わせたり、特定の機能を利用してどのような要件や課題を解決できるか考えるのが良いと思います。
また、類似するサービスがある場合には、それぞれどのようなユースケースで利用するのが向いているのかまとめるのも有益でした。
まとめ
AWSアソシエイト3冠+CLFを1ヵ月で取得するまでの勉強の道筋をまとめました。
引き続き別の認定もチャレンジしていきます。
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