こんにちは!エンジニアの君島です。
近日公開されるAWS認定や試験の更新情報が確認できることを知っていますか?
コチラから確認ができます。
直近ですと、ANS、SAA、SAPの試験が新しくなります。以前からAWS認定取得に向けて勉強している方は、新しい試験になる前に合格したいですね。色々な勉強方法があるかと思いますが、本記事では、AWS公式から提供されている無料の資料やトレーニングを活用する方法について紹介していきます。
なお、Amazon Web Services ブログでも、最近AWS認定に関するトレーニングの記事が投稿されていました。”AWS 認定試験 : Exam Readiness(試験準備コース)が日本語実写版になりました”というタイトルでしたが、それ以外にもAWS認定に役立つ情報が豊富に記載されていました。AWS認定の勉強されている方は、是非ご覧ください!本記事よりずっと情報が詰まっていました。
なお、私が勉強した時にも Exam Readinessは活用しましたが、その時には日本語化されていなかったものもあったと思います。今回、日本語化されているコンテンツを拝見したところ、以前よりさらに理解しやすくなったように感じました。AWSさん、ありがとうございます!
目次
2022年6月時点の試験更新の予定
SAAとSAPの試験が新しくなるので、影響する人は多いのではないでしょうか。以下に現行試験の最終受験日をまとめておきました。この期日までに受験しておきたいですね。
AWS認定 | 現行試験最終受験日 |
---|---|
AWS Certified Advanced Networking – Specialty | 2022 年 7 月 11 日 |
AWS Certified Solutions Architect – Associate | 2022 年 8 月 29 日 |
AWS Certified Solutions Architect – Professional | 2022 年 11 月 14 日 |
ただ、試験が更新されるからと言って、今までの勉強が全く無駄になるということはないでしょう。
SAAとSAPについては、昨年AWS Well-Architected フレームワークが6本の柱になったことに伴って、新しいサービスも出題対象とした上で試験内容を更新したのだと思います。現行と新規とのサンプル問題を比較してみたところ、10問中4問程度は同様の問題となっていましたので、全ての問題が変わってしまうというような過度な心配は不要でしょう。
一方で、出題対象のサービスには、従来対象となっていなかった新しいサービス群が追加されていました。ちなみに、弊社の得意なAmazon Connectは出題対象のサービスには入ってはいませんでしたが、範囲外ともなっていませんでした。もしかしたら、今後正式に出題されるようになるかもしれません。
公式の試験対策リソース
概要
公式のリソースは非常に豊富で充実しています。無料でできるものも多いです。私は問題のあるリソースを中心に読み込んでから受験に臨むようにしました。
リソース | 概要 |
---|---|
試験ガイド | 試験内容が記載されているpdfです。出題対象のサービスも記載されています。 |
サンプル問題 | 10問のサンプルの問題と、その解答、解説が書かれたpdfです。 |
公式練習問題集 | ANS以外のAWS認定について、それぞれ20問ずつの問題と詳細な解説つきの問題集です。 |
デジタルトレーニング | 日本語化が進んでいるというオンライン学習教材です。サンプルの問題も用意されていることがあります。 |
AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner | デジタルトレーニングの一つですが、ゲームをしながら初学者向けの学習ができます。紹介記事もあるので、よければご覧ください。 |
ウェビナー | 無料のウェビナーです。開催日程が決まっています。 |
(有料)クラスルームトレーニング | 有料で受講可能なトレーニングです。 |
ホワイトペーパー | サービスやベストプラクティスについて記載されている資料です。 |
よくある質問 | サービス別のよくある質問です。 |
サービス別資料 | AWS Black Belt Online Seminarで使用されている資料です。Slideshare, pdf, Youtubeとあります。試験ガイドで知らないサービスの資料は是非一読を。 |
リソースの探し方
サービス別資料については、上記の表にリンクを貼っておきました。
受験をされる皆さんはご存知かと思いますが、他のリソースはAWS認定のページから参照することができます。ページ中段から対象のAWS認定のバッジを選択して、各認定のページに遷移しましょう。
各認定の中段くらいに試験対策のリソースがまとまっています。試験の準備をするなら、まずはここを確認しておきましょう。
AWS 認定取得: Associateチャレンジ受付中
現在、アソシエイトレベルの認定向けのキャンペーンが開催されているようです。以下の認定が対象になります。
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate
2022 年 6月 13 日から 2022 年 7 月 10 日まで登録を受付して、8月31日までに認定取得を目指すチャレンジです。SAAについて見れば、現行試験の受験期限より若干長いですね。
認定試験向けの推奨トレーニング、試験準備、推奨リソースなどをさまざまなコンテンツが用意されている他、登録者のうち先着1,000名には、アソシエイト認定試験の25%割引クーポンが提供されるそうです。このキャンペーンを活用して、AWS認定向けの勉強の仕方を習慣化するのも良いかもしれません。
まとめ
最近では入社前の新入社員がSAPを取得したり、私も2022 APN All AWS Certifications Engineersを受賞したり、AWS認定に挑戦する社員が増えてきました。
これまで勉強されている方なら、まだ新しい試験になるまでに間に合います。2か月あれば十分間に合います。現行試験での合格を目指して頑張りましょう。
特に、SAAの取得を目指す方はAWS 認定取得: Associateチャレンジに申し込んでみるのも有効だと思います。
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