こんにちは!エンジニアの冨田です。
この記事は、ギークフィード Advent Calendar 2023 9日目の記事です。
毎日投稿が見られてとても楽しいです!!
はじめに
2023年4月に入社いたしました、冨田です。
業務でわからないことだらけだった私に光を照らしてくれたのがこの、AWS 規範的ガイダンスです。
本記事では、私の愛用しているAWS 規範的ガイダンスのご紹介をさせていただきます。
具体的な使用用途も載せておりますので、是非参考にしてみてください。
AWS 規範的ガイダンスとは何なのか
そもそもAWS 規範的ガイダンスをご存じでしょうか。
以下AWS 規範的ガイダンスの説明となります。
Amazon Web Services (AWS) 規範ガイダンスは、実績のある戦略、ガイド、およびパターンを提供して、クラウド移行、モダナイゼーション、および最適化プロジェクトを促進するのに役立ちます。これらのリソースは、AWS の技術エキスパートと AWS パートナーのグローバルコミュニティが開発したもので、お客様が AWS でビジネス目標を実現するのをサポートしてきた長年の経験に基づいています。
なるほど…?
つまり、AWS の技術エキスパートと AWS パートナーのグローバルコミュニティが開発した知識の宝庫
ってコト!? すね。
現状625の戦略・ガイド・パターンを記載したドキュメントがあり、設計・構築・開発の幅広い用途で使用することが出来ます。
世の中にはたくさんのブログ記事ありますが、やはりベストプラクティスに沿って作業を行う必要があるためAWS 規範ガイダンス様にたくさん助けられています。
実際の使用方法
では実際にAWS 規範ガイダンス の画面を見ていきましょう。
AWS 規範的ガイダンスにアクセスをすると、このような画面が映し出されます。
上記でも説明をしましたが、AWS 規範的ガイダンスは、戦略・ガイド・パターンという分類のガイダンスで成り立っています。
こういった分類から的確なガイダンスを見つけ出すことが出来るようになっています。
コチラは検索タブと各フィルターが並んでいますね。
このように自分の困っている内容を打ち込むことで過去に技術エキスパートと AWS パートナーのグローバルコミュニティが作成したドキュメントを閲覧することが出来ます。
おすすめドキュメント検索方法
と、AWS 規範的ガイダンスに関してたらたらと語っていてもあまりこの素晴らしさが湧いてこないと思いますので、使用するうえでのハードルをお伝えしておきます。
結論からお伝えしますと、検索方法が英語のみ…というところです。
日本語の記事ももちろんあるのですが、なぜか検索は英語でないといけないという悲しい仕様なんです。
例えば、Amazon AuroraでのMySQLのパラメータチューニング方法を検索しても…
何も出てこない;;
解決策としては、悩んでいる内容に当てはまるようフィルターをかけて、Googleの日本語翻訳を行うと効率的に検索をすることが出来ます。
ガイド→データベース→オープンソース→Amazon Auroraでフィルタすると…
このように、たどり着きたいガイダンスを表示させることが出来ました!
AWS 規範的ガイダンスを使用する際はぜひフィルター機能をお勧めします!
冨田セレクトガイダンス記事一覧
入社から8か月間の業務で実際に使用した記事・また個人的に勉強になった記事をまとめましたので是非参考にしてみてください!
EC2
・ Amazon EC2 にマイクロソフト SQL Server をデプロイするためのベストプラクティス
・ モニタリング、レポート、コスト最適化のためにタグ付けする際のベスト プラクティスの使用
・ セッションマネージャーを使用して Amazon EC2 インスタンスに接続する
RDS
・Amazon RDS と Amazon Aurora の詳細なコストと使用状況レポートを作成
・AWS システムマネージャーのメンテナンスウィンドウを使用してAmazon RDS DB インスタンスを自動的に停止および起動する
・AWS アカウント間の Amazon RDS インスタンスのレプリケーションを自動化する
ELB
・ロードバランサーのスティッキネス戦略の選択
・移行中にネットワークトラフィックを AWS にカットオーバーするためのベストプラクティス
CloudWatch
・Amazon を使用したロギングとモニタリングの設計と実装 CloudWatch
・アプリケーション所有者向けログ記録およびモニタリングガイド
・MySQL および MariaDB 用 Amazon RDS 用のモニタリングおよびアラートツールとベストプラクティス
終わりに
いかがでしたでしょうか?
以上、AWS 規範的ガイダンスのご紹介でした。
皆様のベストプラクティスライフがより良いものとなりますよう願っております!
また次のブログでお会いしましょう!
- 【AWS CDK】RDS L2で指定できないエンジンバージョンを使用する方法を実装しました。 - 2023-12-21
- AWS ベストプラクティスに沿った作業を確実に! 知識の宝庫 AWS 規範的ガイダンスの使い方 - 2023-12-09